今日は家族の大切な日でしたので高級日本料理店、「つづら」に行ってきました。「つづら」は自然の食材を贅沢に使い、工夫に工夫をこらした料理を食べることができます。おそらく和食なら小松で最高峰でしょう。県内でも三本の指に入ると思います。
場所は小松市白江町。このブログにのせたお店では
Marufujiの側です。ちょっとわかりにくい場所にあるのであとで地図を載せておきます。「つづら」のご主人は昔「法師」という旅館で板長を務めた後、独立したとのこと。食材、器、献立、盛り付けどれをとってもピカイチです。食材のこだわりも人一倍ですので必ず予約していきましょう。毎回季節の「食」を食べさせてくれます。今回は随所に秋を感じさせる料理をいただけました。それではさっそく紹介していきましょう。
栗と銀杏です。栗は二三日前から入りだしたとのこと。いやー、秋ですね。栗は皮がついていますが、じっくりアクを抜いているためそのまま食べることができます。甘くて、とってもホクホク♪うまい!
はす蒸しです。はす蒸しとは、レンコンをすりおろして、具の上にかけて蒸し上げたものです。なるほど、確かにレンコンの香りが。まわりの葛にわさびをときながらいただきました。わさびも本当にいい香り♪
げそ寿司です。ちょっと写真が失敗しましたがお許しください。ゆずをかけていただきました。歯ごたえがよくコリコリ♪
キスの一しめです。一締めとは軽くしめたことで、要するに昆布じめのことです。醤油ではなく、土佐酢(とさず)で頂きました。ちなみに土佐酢とは、三杯酢に鰹節で取った出汁を加えたもの。三杯酢より酢の味やクセが弱く、また出汁のうまみが加わります。土佐酢で食べるのは初めてでしたが、淡泊なキスにはとってもあいました。なかなか勉強になります。
鮎の塩焼きです。小ぶりの方がおいしいのですが、今日はわざわざ小ぶりの鮎をとっておいてくれたとのこと。うれしいですね、こういうの。子持ちの鮎で淡泊でなくしっとりとした旨みが広がります。写真の左下にかすかに写っているのですが、今回はたて酢につけていただきました。ちなみにたて酢というのは、たで(タデ科の一年草で、湿地、川べりに自生し、旬は夏から秋で、食べた時の辛さが舌をただれさせるというのが名前の由来)の葉をすりつぶして酢に混ぜたものです。臭み消しとして 鮎料理によく使われてきたそうで、旬の時期は鮎が美味しい時期とも丁度重なります。
松茸とはもです。はもは出汁でしゃぶしゃぶみたいな感じに茹でていただきます。やっぱり秋の味覚は松茸ですよね。まだ地の物はとれていないそうですがそれでもとってもいい香りで♪はもは今日とれたものをさばいた新鮮なもので、軽く茹でる感じでいただけました。松茸もはももどちらも絶品!
またまた松茸です。松茸の蒸しご飯。釜でたいたものをそのまま持ってきてくれました。釜の蓋をあけた瞬間に部屋中にいい香りが!部屋中が秋の味覚で埋め尽くされました。平凡な表現しかできませんが、美味しかった!!
松茸の蒸しご飯と一緒に出していただいたのが、鯛の塩汁です。いい出汁がでてましたねー。
いよいよデザートです。こちらがいちじく。とても写真じゃいちじくに見えませんね。ごまのソースがかかっているためでしょうね。とっても冷たくておいしい!ごまのソースも何故かマッチしていて。
最後にきなこのアイスクリームです。大好きなデザートなので一瞬で無くなっちゃいましたw
いやはや、今回もまた食べ過ぎました。あとアワビステーキも食べたのですが写真が消えてしまいました(ごめんなさい)。何かの記念日とかにリッチな和食を食べたかったらこのお店は最適だと思いますよ!ちなみに「つづら」さんはもうすぐ(十月くらい?)にリニューアルオープンするとのこと!その時はまた取材に行こうと思います。これからも非常に楽しみな店でした。
日本料理「つづら」
住所:小松市白江町ハ69−1
不定休
tell: 0761233389
地図はこちら!
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